値下げ販売は正しいの?
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まだ、食べられるにも関わらず、捨てる事は、本当に悪なのでしょうか。
この問題は、食品ロスの事業をスタートしてから、ずっと考えている大きなテーマです。
常日頃から、捨てる以外の方法をなんとか見つけ出したいと考えています。
学生向けに講演会などをさせて頂くと、
「売ったらいいと思いますが、なぜ、売らないのでしょうか?」
と率直なご意見をいただく事が多いです。
もちろん、残さず売り切る事が理想です。
ですが、そう簡単ではないからこそ、食品ロスは問題で、数十年、解決されないままの地球全体の課題でもあります。
みなとくは、2017年に、規格外野菜を格安で消費者に販売する仕事をスタートしました。
ですが、大きな壁を越えられず、断念致しました。
ある時、農家の方に呼ばれて、とても怒られました。。。
「俺たちは曲がったキュウリを売るために汗水流しているわけじゃない。曲がったキュウリも味は同じなんだ。それを安く売られたら、やりがいがなくなるんだ。。。」
とても考えさせられるお言葉でした・・・。
食品ロスはなんとかしなければなりません。
ですが、ただ、安く売る事は、その場しのぎの方法で、持続可能な解決方法ではありません。
安く売る場合には、作り手にとってのメリットをしっかりと考える必要があります。
みながとくする方法を、実現するためにも、無人販売機フーボの展開を宜しくお願い致します。